まず、仙腸関節とは仙骨と腸骨という骨の間にある関節です。
仙腸関節とは平面関節という種類の関節で、わずかなすべり運動を行います。また可動性がほとんどないので半関節とも呼ばれます。
ここで大切なことは、可動性がほとんどない=わずかに動くということです。
勉強会で教えていただいている先生によれば、このわずかな動き(可動性)には左右それぞれ10パターンあります。このわずかな可動性が失われたときに、関節機能障害として姿勢の左右差や腰痛など様々な症状を引き起こします。
具体的には以下の可動性があります。
①上部離開、②下部離開、③前上部離開、④後上部離開、⑤後下部離開、⑥前下部離開、⑦後屈上方滑り、⑧後屈下方滑り、⑨前屈上方滑り、⑩前屈下方滑りの10パターンです。これが左右で合わせて20パターンあります。
この左右合わせて20パターンのどれかの可動性が失われたときに様々な症状がでてきます。
よく街で見かける下の画像のような骨盤矯正は、⑦の後屈上方滑りの可動性を出しているだけなことが多いように思います。ゴキッと派手な音が鳴ったりします。それを骨盤矯正と呼んで、患者様から何千円もとって、回数券を買わせるところが多いです。
仙腸関節の関節機能障害を取り除くためには、上記の20パターン全ての可動性を出す必要があります。だれでもかれでも上の画像のような骨盤矯正と呼ばれる施術で効果がでるわけではありません。
当院では、両側合わせて20パターンを10分もかからず施術させていただきます。もちろん仙腸関節の関節機能障害に起因しない症状の場合は、仙腸関節への施術はいたしません。
最後に、腰痛で来られた患者様の仙腸関節へのアプローチだけをした状態での姿勢の変化です。
全ての施術後の写真はこちらです。
当院では、自分の家族や友人にしない施術は一切いたしません。
安心してご来院くださいませ。
「通う」のではなく、「卒業する」のが目標のシリウス整骨院・鍼灸治療院です。
メンテナンスとして定期的に通ってくださる方ももちろん大丈夫です。
肩こり・腰痛の方はぜひ八尾市弓削町のシリウス整骨院・鍼灸治療院へ。
※当院では、骨盤矯正はしません。詳しくは骨盤矯正についてのブログを御覧ください。
お電話&オンライン&LINEでご予約お待ちしております。
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